米ピルグリムズがヒルシャーに64億ドルの買収提案、ピナクルとの統合撤回が条件

martes 27 de mayo de 2014 19:13 GYT
 

[27日 ロイター] - 米鶏肉加工大手ピルグリムズ・プライド は27日、米食品大手ヒルシャー・ブランズ に、全額現金による64億ドルの買収を提案した。ヒルシャーが保有するソーセージや加工肉部門を取り込み、食肉事業を拡大する狙いがある。

ヒルシャーは2週間前に、同業のピナクル・フーズ を43億ドルで買収すると発表しているが、ピルグリムズはヒルシャーがピナクルとの統合計画を撤回することを今回の提案で求めている。

ヒルシャーは声明で、ピナクルとの統合には引き続き「戦略的メリットと価値創造の潜在性があると強く信じている」としながらも、ピルグリムズの提案を丹念に検討していくと表明した。

ピルグリムズはヒルシャー1株当たり45ドルを提示しており、ヒルシャー株の23日終値に約22%のプレミアムが乗った形。そのほかピナクルとの交渉打ち切りでヒルシャーが支払うことになる1億6300万ドルを負担し、ヒルシャーの約8億4000万ドルの長期債務を肩代わりするという。

JPモルガンのアナリスト、ケン・ゴールドマン氏は顧客向けノートで、ヒルシャーとピナクルの統合に比べて、ピルグリムズが示した今回の提案の方が戦略的にも財務面でもすぐれていると指摘。食肉加工会社であるヒルシャーと冷凍食品に重点を置いている会社(ピナクル)が合併するよりも、2つの食肉加工会社が一体になる方が好ましいとの見方を示した。

ピルグリムズは、ブラジルの食肉加工大手JBS の傘下にあり、JBSが株式の75%を保有している。